――では2007年に展望についてお聞きしたいと思います。御社にとって、どういう一年にしていくご予定ですか? また、来年新しくスタートさせるビジネスなどあれば、あわせて教えてください。
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森 氏ホテル業界動向から言えば、2007年には防衛庁跡地に「ザ・リッツカールトン」、有楽町に「ザ・ペニュンシュラ」、東京駅には「ホテルメトロポリタン丸の内」、ディズニーリゾートには6つ目のオフィシャルホテルとなる「東京ベイ舞浜ホテル」が誕生します。東京に高級ホテルが集中する「2007年問題」によって、本格的に競争が激化する。特に高級ホテルに関してはそうです。ところが、来年特に日本で大きなイベントがあるわけでもないので、外国から日本に来る観光客が増えるというわけではない。したがって、国内のホテル宿泊客の奪い合いが厳しくなりますが、私ども一休.comという「場の提供業」にとっては非常に大きなフォローの風が吹くと楽しみにしています。
そのためにも、たとえば「携帯のサイトが使い辛い」といったユーザー視点でのインタフェースやデザイン面を改善することで利用率の向上を目指していきます。成熟している市場でのパイの奪い合いではなく、インターネットを使ってホテルの宿泊予約を行なうユーザーは拡大傾向ですから、フォローの風が吹いたときに一番好影響を受けるのも一休.comだと思っています。
――海外進出はお考えですか?
森 氏来年はフォローの風が吹く最初の年ですし、まずは国内マーケットの中でシェアを拡大していくことが先決ですね。海外のホテルの取り扱いも一部行なっていますが、海外旅行は航空券が絡むので、なかなか難しい。また、ビジネスの出張などは、高級感よりも自分の企業の支店の近くに泊まりたいという方が多いでしょうしね。
――最後に来年の抱負をお聞かせください。
森 氏今年6月に立ち上げた高級レストラン即時予約サービス「一休.comレストラン」が来年本格稼動していくと思っています。これは現在約250店の飲食店にご参加いただいています。まだまだ一休ユーザーにすらあまり知られていない存在ですから、このレストラン事業をなんとか形にしていきたい。高級という切り口自体は一休のブランドイメージになじみますし、宿泊とレストランで横の誘導をサイト上で行なっていきたいと考えています。将来的には一休.comレストランを一休の、第二の収益の柱として成長させていきたいですね。
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| 一休レストランのトップページ(画像クリックでトップページが開きます) |
【会社概要】
| 社名 | 株式会社一休 |
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| 設立年月日 | 1998年7月30日 |
| 本社所在地 | 東京都港区元赤坂一丁目7番18号 ニッセイ元赤坂ビル |
| 代表者名 | 代表取締役社長 森 正文 |
| 上場取引所 | 東証マザーズ |
| 事業内容 | 高級ホテル・高級旅館専門予約サイト「一休.com」 高級レストラン予約サイト「一休.comレストラン」 オークションコーナー「一休オークション」 宴会・会議場検索サイト「乾杯.jp」 |
| 営業収益 | 18億7100万円(2006年3月期) |
| 資本金 | 8億8700万円(2006年8月31日現在) |
| 従業員数 | 26人(2006年8月31日現在) |
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