大容量のデータを収納するディスクアレイ装置の世界では、インターフェイスの高速化やプロセッサの向上など技術面で大きな変化が訪れている。企業向けのサーバやクラスタリングコンピュータを手がけるJCSは、こうした時代の流れを素早くキャッチアップし、ハイパフォーマンスなストレージソリューションを展開する。
企業の重要なデータの格納には、容量と信頼性を重視したディスクアレイ装置が不可欠になる。ディスクアレイ装置では、複数のHDDを専用ケースにまとめて収納することで大容量のデータ格納を可能にしている。また、複数のディスクを束ねてデータを保護するRAIDや動作中のHDD交換を実現するホットスワップなどに対応している。
最近の製品では接続形態が重視されることも多い。従来こうしたディスクアレイ装置はサーバのサブシステムとしてSCSI等で外付けすることが多かった。しかし、最近では、Ethernetに直結するNAS(Network Attached Storage)や、SAN(Storage Area Network)を実現するファイバチャネル(FC)接続のディスクアレイ装置なども登場している。
さまざまな企業のニーズに対応するディスクアレイ装置製品をひととおり揃えているのが、日本コンピューティングシステム(JCS)である。JCSというと、カスタマイズ性や信頼性に優れた「Vintage」ブランドのIAサーバを思い浮かべるユーザーも多いだろうが、ディスクアレイ装置製品も数多くラインナップしている。
同社がこだわるのが、コストや信頼性、パフォーマンスなどでメリットの大きいRAID6である。RAID5ではデータ復旧に必要なパリティを分散させることで、1台が故障しても残りのHDDのパリティでデータを復旧できる。一方、RAID6では、パリティを2種類用意し、分散配置する。これにより、同時に2台のHDDが故障しても、データを復旧できる(図1)。
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| 図1●信頼性やコストパフォーマンスの観点から同社が推奨するRAID6(画像クリックで拡大) |
もう1つこだわっているのが、パフォーマンスである。まずは、Serial Attached SCSI(SAS)や4Gbps FCなど最新インターフェイスの採用。HDDは、高速でありながら低価格なSATA2モデルを中心に採用しており、ボトルネックを極力排除している。さらにプロセッサもインテルXScale系 、Power PCともパリティの演算性能を向上させた新チップへ移行する。4Gbps FC の新製品としてPowerPC440SPを搭載した製品では、ボトルネックになりがちなランダムアクセスも非常に高速に処理を行うことができ、動画配信やノンリニア編集など特にパフォーマンスを要求される業務に力を発揮する。
同社のディスクアレイ装置のラインナップは、ボックス型/ラックマウント型というフォームファクタから、1/2/3Uという筐体サイズ、インターフェイス、最大容量などによってさまざまな製品が用意されている。今後、ストレージ分野に関しては、提携等も含め、今まで以上に力を入れていくとのこと。同社の動向には目が離せない。
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| 日本コンピューティングシステム 営業部 | |
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| TEL | 03-3821-3200 |
| FAX | 03-3821-3241 |
| info@jcsn.co.jp | |
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