Part.9 書いて貼って挟みまくる
2006年11月30日
ダイアリーというとスケジュール管理と考えがちだが、私のモレスキンの使い方は日記そのものだ。スケジュールはGoogleカレンダーやPDAで管理しているので、モレスキンには会議・打ち合わせの記録や思いついたアイデア、トピック、気になるデータや記事などを、とにかくひたすら「書いて」「貼って」「挟む」。13×21cmという大判サイズに一日1ページ。この広大なスペースにこれでもかと情報を詰め込むのだ。
ページには横罫が引かれ、一本が30分刻みになっている。ただ罫線は薄く印刷されているので、線を無視して使っても違和感がない。「10時から11時まで編集会議」みたいな記録はページの設計に則って記入するが、それに付随するメモやデータはフリーに記入する。またある意味安っぽい中性紙で作られているので、そもそもきれいに使うという発想が生まれてこない。だから書き切れなければ次の日にまで食い込むし、それでも入らなければノリやホッチキスでがしがし別紙を追加する。モレスキンの特徴でもあるゴムバンド(最近はこれをマネたものが増えてきたが)が付いているので、資料などは挟んでおくだけでもOKだ。裏表紙内側には丈夫なポケットが付いているので、日時に関係ない資料などはここに入れておくといい。表紙もオイルクロスと呼ばれる硬くて頑丈な素材でできており、がさつに扱っても何の問題もない。
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| 写真1●サイズが大きく書き込みスペースが豊富に用意されているので、たくさんの情報を詰め込める |
ひたすら書いて貼って挟んだ情報は、あとで何度でも読み返す。そうすると、前日分、一週間分、一カ月分、読み返すたびに新しい発想のきっかけになったり、ToDo管理にも役立ったりする。常に4色ポールペンと一緒に持ち歩いているので、読み返したときの書き込みなどを強調することができる。このあたりは、日記タイプのダイアリーの醍醐味だ。
さきほど、安っぽい中性紙と書いたが、万年筆だとけっこうインクが裏抜けする。またボールペンも水性だと抜ける場合がある。そんなにお行儀よく使うダイアリーではないので気にせず使えばいいが、こだわる人はインクやペンを選んで使ったほうがいいだろう。
厚みが2cmもあって重さも600g近くあり、おまけに真っ黒で非常に無骨だが、一年間汚しまくると情報の宝箱になる。一度使い始めるとやめられなくなる手帳だ。
(大島)