Part.8 これで君も社長になれる!?
2006年11月29日
「2007年の気になる手帳をGETせよ」という命を受け、書店の手帳売り場を散策してみた。その中でもひときわ目を惹いたのが、今回紹介する「7つの習慣 プランナー」(以下「7つの習慣P」)である。
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| 写真1・2●左が売り場で目をひく、おなじみ『7つの習慣』の表紙。取り外すと中はオーソドックスなスリム型手帳の外観になっている |
「7つの習慣P」は、ビジネス書『7つの習慣』(キングベアー出版)の関連グッズである。この本はアマゾン・ジャパンのジェスパー・チャン社長や、ミクシィの笠原健治社長などが「人生を変えた一冊」にあげるなど、経営者に人気の一冊として知られている。
「7つの習慣P」は、手帳を使いこなすための「心構え編」と、手帳部分である「実用編」の2つに分かれる。
前半部分は「心構え編」。手帳をめくると最初に「個人的な決意」を記入するページがある。そこから24ページに渡って成功するために必要な「7つの習慣」とは何かという解説。その後、35ページにわたり、「フランクリン・プランニング・システム」と呼ばれる、「最も重要なこと」に絞った仕事術が紹介され、演習ページに突入する。
たとえば演習1では、「価値観の明確化」のために、「価値観:プロ意識、説明:毎日優れた仕事をする」といったメモを書く項目があるのだが、その数なんと14。試しにつけてみたが、そもそも自分が知っている「価値観」の範疇に含まれる単語は14も存在していなかった。演習2では「役割を特定し、定義する」といった項目で、自身の役割(夫、父、従業員等)を記入し、それに応じた「鍵となる人々」を記入する。演習3ではミッション・ステートメントという「自分にとって何が大切で何に最も多くの時間を使いたいか」を記入するページが30行×3ページもある。かなりのボリュームだ。
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| 写真3●自分の使命を書きつづる、ミッションステートメントのページ。左ページには参考例が書かれている。1行の幅は狭くわずか5mm。小さな文字できれいに書ける人向きかも…… |
「ロケットは離陸後の数分間に、50万マイル飛行するよりもエネルギーを使う」という説明が載っているので、何事も最初が肝心ということだろう。
約3時間かけて、それらを記入し、初めて「7つの習慣P」ユーザーとしてのスタートラインに到達。この時点ですでに一年分の手帳をつけた気になる。
「実用編」の構成は月単位の予定表(2ページで1月分)1年分の後に、週単位の予定表(2ページで1週間)が続く。ページ内には『7つの習慣』からの言葉が引用されており、1日のタイムスケジュールは午前8時から午後9時まで。ページの下には毎日のやるべき仕事「Daily Task」を書くコーナーがある。
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| 写真4●一週間の予定表は見開きで見やすい。毎日のなすべきことを下のDaily Tasksを書く。右上には『7つの習慣』から200文字前後の引用がされている |
特徴的な点は、週と週の予定表の間に、各々の週にやるべきリスト一覧となる「Weekly Tasks」、さらに「一週間コンパス」という、自分の果たすべき役割と目標を記入するページがあることだ。「自分の価値観にとって、いま重要なことは何か」と毎日、毎週、毎月、問い続けるような仕組みになっている。これだけ徹底して確認作業を行なえば、仕事のうっかりミスは減りそうだ。
予定表が終わると最後は罫線のみの白紙のページが20ページほど続いて終了。手帳によくある住所録のようなものは付いていない。経営者たるもの、それくらいは秘書を雇って管理しろということなのか……。
ちなみにこの手帳の価格は2520円(税込)。価格も含めて、経営者(もしくは経営マインドを持つビジネスマン)向けの一冊となっている。
(西川)
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