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2006年10月20日
日本SGIは、10月20日、米セグウェイと国内総販売代理店契約を結び、立ち乗り電動二輪車「Segway」の国内販売を開始すると発表した。保守・整備サービスの提供や販売店体制を構築し、当初は法人向けに売り出す。
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| 「日本においても積極的に展開したい」と話す米セグウェイのCEOであるジェームス・ノロッド氏はSegwayに乗りながらのプレゼンテーション |
Segwayは、北米を中心とした世界各国で販売実績を持つ立ち乗り電動二輪車。アクセスやブレーキの操作なしに、体重移動によって動きを制御するのが特徴で、小回りをきかせた移動が可能だ。海外では個人ユーザーの利用以外にも、倉庫や工場内の移動や、警察や警備会社のパトロール、空港や駅・アミューズメント施設などの観光用途に幅広く利用されている。
ただ、日本国内では現在のところ、道路交通法上、Segwayを公道で走らせることはできない。そのため、日本SGIでは、まず法人向けに限定して販売を行なう。Segway導入によって移動時間を短縮し、生産性向上を実現できるメリットと、電動式による環境負荷の低さを訴求し、工場・倉庫、物流センター、大学や研究所など、法人が持つ広い敷地内での利用にフォーカスして導入を訴えていく構えだ。
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| Segwayを囲んで握手を交わす米セグウェイのノロッドCEO(右)と日本SGIの和泉社長 |
また、販売に際しては、総代理店である日本SGIの下に国内正規販売代理店を募り、販売体制を構築する。現時点ですでにビジュアルテクノロジーとクレセントの2社が代理店契約を結んでおり、今後さらに充実させていく。加えて、日本SGIがサポート体制を整え、保守・整備サービスを提供するとともに、Segway導入時には保険加入を義務付け、安全性確保についても配慮する。
日本SGIの執行役員兼戦略事業推進本部本部長である大塚 寛氏は「夢を抱いてCGの世界を切り開いてきた(米シリコングラフィックスの)ジム・クラークのDNAを継承した」という同社とSegwayの共通点を「夢」というキーワードで表現する。
「夢というテーマにフォーカスしたものがまさにSegwayであり、これに我々が付加価値をつけて、日本の市場に展開していきたい」(同氏)
具体的には、倉庫内利用向けに在庫管理情報の表示やナビゲーションなどのを機能を提供したり、ゴルフ場ではGPSとの連携するシステムなどの展開を検討しているという。加えて、同社では6年前からロボット事業に取り組んでおり、Segwayを同事業の延長線上と位置づけ、自社の持つロボット技術と組み合わせたソリューションを展開していく予定だ。
なお、個人向けの販売については、「世界各国における実績があり、日本においても道交法の改正を含めて、“安全”かつ“環境にやさしい”という点をアピールし、働きかけていく」(日本SGIの代表取締役社長の和泉法夫氏)としており、今後、道交法の改正などに応じて、個人向け販売を検討する用意があることを示唆した。
日本SGIが今回販売を開始するのは、セグウェイの汎用モデルとなる「Segway PT i2」とオフロード対応の同「x2」の2つ。いずれもリチウムイオンバッテリーを使い、充電時間は6時間程度。最高時速は20Kmとなっている。
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| 今回日本SGIから販売されることになった「Segway PT i2」 |
i2は、車体重量47.7Kgで一度の充電で24~39Kmの走行が可能。x2はオフロードに特化したモデルで、車体重量は54.5Kg。14~19Kmの走行ができ、雪道の走行も可能だという。
価格は、いずれも88万2500円(税別)。別途保険料として、6万7500円が必要となる。同社では、初年度2500台の販売を目指す。
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