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2006年10月3日
10月3日、セールスフォース・ドットコムの米国本社 プレジデントのジム・スティール氏が来日し、メディア向けに『The Future of CRM~CRMの未来~』と題する説明会を開催した。
SaaS型のCRMアプリケーション「Salesforce」を提供するセールスフォース・ドットコムは米国本社 プレジデントのジム・スティール氏の来日に伴い、都内で『The Future of CRM~CRMの未来~』と題するメディア向けの説明会を開催した。セールスフォース・ドットコムの現状やSaaS型サービスの優位点、オンデマンドアプリケーション共有サービス「AppExchange」などを説明を行なった。
まず、セールスフォース・ドットコムの現状に関して、2006年7月31日の段階で、導入社数が2万4800社、ユーザー数で50万1000に達していることを発表。SaaS型CRMの世界でリーダー的な立場に立ち、様々な業種や規模の会社での導入事例があることをアピールした。
また、同社が得意とするSaaS型のサービスの優位性に関して、「Microsoft CRMを導入する場合、その前に同社のActiveDirectoryやIIS、SQLサーバなどを導入する必要がある。SaaS型のSalesforceであれば、PCに電源を入れて、アクセスするだけだ」(ジム・スティール氏)と導入コストの低さや手軽さ、早さを強調した。また、同社サービスにおいて、過去2年でトランザクションが6倍に増えたにもかかわらず、平均応答速度は約40%ほど向上していることを公表。SaaS型アプリケーションで問題となりがちなレスポンスに関しても、問題がないことを示した。
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米セールスフォース・ドットコム プレジデント ジム・スティール氏 |
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また、同社の競合製品となるSaaS型のCRM製品の開発をオラクルやSAP、マイクロソフトを発表したことに関して、「ガートナーの報告は2010年までにすべてのソフトの30%がSaaSになると予測している。彼らは従来型のソフトウェアベンダーで、これからビジネスの転換をする必要がある。SaaS分野で先行しているのは我々であり、(他メーカーの後続製品の発表は)彼らが我々と競合したいという意思表明だととらえている」(ジム・スティール氏)と、優位性を強調した。
また、Salesforceのプラットフォームとして、オープンな開発環境を独立系ベンダーに提供しているオンデマンドアプリケーション共有サービス「AppExchange」に関しても言及。同プラットフォームで動作するアプリケーションが300種類を超えたことやiTunes Music Storeで音楽を視聴する感覚で、購入前のアプリケーションを試用できる環境を整えたことをアピールした。「プラットフォームを用意した結果、世界中の優れたイノベーションやアイデアを取り込んでAppExcange上で提供できる」(ジム・スティール氏)環境であることを強くアピールした。
「IBMがメインフレームを独占し、マイクロソフトがクライアント/サーバ市場を独占したように、我々はSaaSの独占的なプラットフォームホルダーになり、オンデマンドの世界のマイクロソフトになることを目指している」(ジム・スティール氏)
また、近く発表予定の新バージョン「Winter '07」に関しても一部の情報を公開。AJAXによるインターフェイス実装や電話やファクスなどとCRMを統合するCTI連携機能をシスコとともに進めていることなどを発表した。
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