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2006年9月12日
マイクロソフト株式会社は9月1日にリリースされたWindows Vista RC1のプレス説明会を開催した。
最初にマイクロソフト株式会社Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン氏が登壇し、9月1日にWindows VistaのRC1(Release Candidate、出荷候補版)がリリースされたことを発表した。RC1は、製品版のWindows Vistaに導入される機能をすべて含み、これまでのβ版と比較して安定性と性能を大幅に向上しているという。また、多くのメーカーからデバイスドライバーが提供され、プラグ・アンド・プレイで利用可能なドライバーの数は1万8000に達するそうだ。
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| マイクロソフト株式会社Windows本部 本部長 ジェイ・ジェイミソン氏 |
RC1はβ版のカスタマープレビュープログラム参加者に対して、9月6日から提供が開始され、その数は全世界で150万コピーになるという。またRC1リリースにあわせて新規登録の受付が開始され、さらに150万コピー追加される予定だ。
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| マイクロソフト株式会社Windows本部 ビジネスWindows製品部シニアプロダクトマネージャ 飯島圭一氏 |
次にマイクロソフト株式会社Windows本部 ビジネスWindows製品部シニアプロダクトマネージャの飯島圭一氏により、Windows Vista RC1の改善点が説明された。パフォーマンスおよびセキュリティ麺の改善点は以下のとおり。
その他、Windows Media Centerのインターフェイスや、「Windowsフォトギャラリー」、「Windowsムービーメーカー」、「Windows DVDメーカー」などマルチメディア系のアプリケーションでユーザーインターフェイスの改善が行なわれている。
続けて、Windows Vistaで改善される機能のデモが行なわれた。Windows Vistaではこれまでのヘルプに加えて、対話的に操作できる「ガイドヘルプ」機能が導入されている。リリース当初は、マイクロソフトへの問い合わせ頻度が最も高い約30点がガイドヘルプ化され、その後「Windowsアシスタントオンライン」によって順次更新の予定。
また現在の「タスクマネージャ」に代わり、「信頼性とパフォーマンスモニタ」が導入された。タスクマネージャではタブを切り替えることで個別に表示されているCPU使用率、ディスク、メモリなどのリソース使用状況を、まとめて監視できるようになった。また、システムの安定性の変化をグラフ表示できるようになり、安定性が低下したきっかけ(アプリケーションのインストールやハードウェアのエラー)を追跡できるようになった。ヘルプデスクに対してマシンの不調を訴えてくるユーザーに、何をしたのか質問すると、多くは「何もしていない」と答えるという。そのような場合でもWindows Vistaなら「信頼性モニタ」によって不調の原因を把握できるわけで、サポートやヘルプデスク担当者の強力な味方と言える機能だ。
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| パフォーマンスモニタ。各種リソースをまとめて監視できるようになった。 |
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| 信頼性モニタ。システムが不安定になった原因を特定するのに役立つ。 |
またWindows Server 2003で導入されている「ボリュームシャドーコピー」もWindows Vistaの標準機能となる。操作ミスなどで消したり上書きしてまったファイルを復元できる。定期的なタイミングでのバックアップや、ファイルが変更されたタイミングでのスナップショットを取ることも可能。
今回の説明会はRC1発表直後というタイミングであり、Windows Vista RC1のDVD-ROMが配布されると予想したメディアやライターが多かったようだ。しかし会場での配布は行なわれず、後日提供されることとなった。今年の第4四半期中の開発完了、11月に企業向け提供開始、そして来年の1月に個人向けの提供開始というスケジュールは、相当に厳しいものだ。また、各エディションの国内価格も発表されなかった。ジェイミソン氏も飯島氏も開発は「スケジュールどおり」であることを強調するが、参加者の多くがスケジュールに関する不安感を抱いたのは間違いないだろう。
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| Windows Vistaのリリーススケジュール。 |
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