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2006年9月8日
インテルはビジネス向けの新プラットフォーム「vPro」に関するメディア向けの説明会を開催し、同プラットフォームで利用される技術の紹介を行なった。
最初にインテル株式会社マーケティング本部 本部長の阿部剛士氏が登壇し、同社のプラットフォーム戦略とその基盤となるさまざまな技術が紹介された。同社はCPUに自社製のチップセットやその他のチップと合わせて提供することで、より有用な機能を提供するプラットフォーム戦略を進めている。現時点でのプラットフォームの構成要素はデュアルコアCPU、FB-DIMM、PCI Expressなどのハードウェアと、「バーチャライゼーション・テクノロジー」(仮想化)、「アクティブ・マネジメント・テクノロジー」である。阿部氏によれば将来のプラットフォームではCPUのマルチコア化をはじめとして、各要素が性能や機能を向上することで、プラットフォーム全体の機能性も向上していくことを表明した。その一例として、次世代のバーチャライゼーション・テクノロジーではメモリやI/Oの仮想化が実現し、次々世代ではアーキテクチャーの改良によりパフォーマンスの向上を目指していることが示された。
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| インテル株式会社マーケティング本部 本部長 阿部剛士氏 |
続いてインテル株式会社マーケティング本部 ビジネス・クライアント・プラットフォーム・マーケティング部 部長の廣田洋一氏が登壇し、「vPro」に関する説明が行なわれた。 廣田氏はオフィスで使われるPCについて、情報漏えい対策の観点からシンクライアントのソリューションに注目が集まっている現状を説明しつつ、ビジネス向けPCにはマルウェアへの対策以外にも、管理費の削減、増大するデータ量への対応などさまざまな要求項目があることを指摘した。そしてこのような多くの要求に応えられるのは、シンクライアントではなく、vProプラットフォームであるとした。
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| インテル株式会社マーケティング本部 ビジネス・クライアント・プラットフォーム・マーケティング部長 廣田洋一氏 |
「vProテクノロジー」は、最新のデュアルコアCPUである「Core 2 Duo」、チップセット(Intel Q965+ICH8-DO)、ネットワークコントローラ(82566DMおよびファームウェア)、そしてアクティブ・マネジメント・テクノロジー、バーチャライゼーション・テクノロジーのプラットフォーム技術と対応するデバイスドライバから構成される。これにより(1)離れた場所からの運用管理、(2)セキュリティ、(3)低消費電力かつ高性能の両立が実現し、ビジネス向けPCへの要求を満たすことができるという。
インテルは、仮想化の機能をサーバだけでなく、クライアントマシンにも積極的に導入を進めようとしている。新しいOSに未対応のアプリケーションを古いOS上で使用することや、社内ネットワーク接続用とインターネット接続用の環境を別々に用意するといったことが、クライアントでの仮想化利用の例として示された。
最後にインテル株式会社マーケティング本部 サーバー・プラットフォーム・マーケティング部 部長の徳永貴士氏が登壇し、同社のサーバプラットフォームの実績などが説明された。既報のようにインテルは今年の6月に2ソケットサーバ用のデュアルコアXeon 5100シリーズ、7月にデュアルコアItanium 2 9000シリーズ、そして8月に4ソケットサーバ用のデュアルコアXeon 7100シリーズと矢継ぎ早に新製品を投入しており、今月にはブレードサーバ向けにTDP 40WのXeon 5100シリーズが追加されている。さらに第4四半期中には、2ソケットサーバ用にクアッドコアのCPUが投入されることも明らかにした。
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| インテル株式会社マーケティング本部 サーバー・プラットフォーム・マーケティング部長 徳永貴士氏 |
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| サーバプラットフォームのロードマップ。2ソケットサーバへのクアッドコア投入は年内が予定されている(クリックで拡大) |
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