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2006年9月4日
マイクロソフトが「モバイル」をテーマにWindows Vistaのセミナーを開催
マイクロソフトは9月4日、「Windows Vista」のモビリティ機能をテーマとしたセミナーを開催。Vistaに搭載される新機能によって実現する、より快適なモバイル環境をアピールした。
モバイルの基本機能を大幅強化
マイクロソフトは2006年11月提供予定のWindows Vistaのモビリティ機能に関するセミナーを開催した。セミナーの冒頭でマイクロソフト ビジネスWindows製品部 シニアプロダクトマネージャの飯島圭一氏は「モバイルPCは米国において大きな成長を見せ、日本でも安定して高いシェアを保っている。Vistaはこの分野にも大きな機能強化をしている」と、Vistaにモバイルをより快適にするための数々の機能が盛り込まれていること強調。セミナーは各機能のプレゼンテーションに加え、開発中のWindows Vistaを使ったデモンストレーションによって行なわれた。
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| マイクロソフト ビジネスWindows製品部 シニアプロダクトマネージャ 飯島圭一氏 |
このセミナーにて解説された主な機能は以下のとおり。
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・より強化された電源管理
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ノートPCのバッテリ使用設定を「バランス」「省電力」「高パフォーマンス」という3段階で設定を用意。タスクバーから設定の確認や変更が可能になり、利用状況に応じて自由に切り替えられるようになった。
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・スリープ機能
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従来の「スタンバイ」と「休止状態」を組み合わせる形で、「スリープ」と呼ばれる新しい電源の状態を導入。スリープ状態からは数秒でWindowsが再開できる。ノートPCでは、電源ボタンを押すか、モニタを閉じると自動的にメモリ上にデータを保存する「スタンバイ」状態になり、バッテリ残量が減るか、一定時間操作がない場合、HDD上に作業データを記録する「休止状態」に変更され、バッテリ切れによる作業状態の喪失を防ぐようになっている。
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・Windows ReadyDrive
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不揮発性メモリを搭載した「ハイブリッドハードディスク」(米マイクロソフトと韓国のサムスン電子によるプロトタイプを公開済み)に対応し、起動やシステム応答性の高速化、バッテリー消費の低減などを実現。
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・Windows ReadyBoost
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PCに挿し込まれたUSBメモリやSDカード、コンパクトフラッシュなどをキャッシュとして利用し、システムのパフォーマンスを向上する技術。デスクトップに比べ搭載メモリが少ない傾向にあるノートPCにおいて大きな効果を発揮する。
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・Windows SideShow
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小型の補助ディスプレイに情報を表示し、PCが起動していない状態でも、キャッシュされた内部のメールやスケジュールなどのデータを利用する技術。
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・Windows Tablet Technology
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WindowsXP Tablet Editionに搭載されたタブレット技術がHome Basicを除くすべてのWindows Vistaに搭載された。液晶タブレット以外の通常の外付けタブレットにも対応し、操作性や手書き文字認識エンジンの改善を行なった。
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・Windowsモバイルセンター
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モバイル状態で必要になる設定項目を1画面に集めた設定画面。ディスプレイの明るさや音量、電源管理、プレゼンテーション設定などを集中管理できる。
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・プレゼンテーションの設定
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プレゼンテーション用のシステム設定を管理できるようになり、クリックひとつでシステム通知やスクリーンセーバーをオフにしたり、個人用の壁紙を差しさわりのないものに変更するなどの設定が可能になる。
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・同期センター
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ほかのPCやネットワークサーバ、PDA、携帯電話、携帯音楽プレーヤなどのデバイスとの同期を1画面で管理できる機能。
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・オフラインファイル
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ネットワーク上のファイルを同期し、ネットワーク外でもファイルを利用可能にする技術。XPの「オフラインフォルダ」から名称変更がされた。Vistaでは、新たに差分同期に対応し、同期時間の短縮を実現している。
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・Windowsミーティングスペース
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同一のネットワークに接続されたVista搭載PC同士によるコラボレーションツール。最大10名でファイルやアプリケーション、デスクトップを共有し、ファイルの編集などの共同作業が行なえる。
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・バックアップ
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アルゴリズムの刷新により、バックアップ時間の高速化。また、ボリュームシャドーコピーに対応し、誤って削除し「ごみ箱」上からも消去したファイルの復元や誤って上書きしたファイルを以前の状態のファイルに戻すことも可能になった。
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Windows Vistaに搭載されるモバイル機能。数多くの新機能が搭載されている(画像クリックで拡大) |
モバイル機能の向上でビジネスにおける大きなメリットを強調
これらの機能を搭載することで、Windows Vistaは従来より快適なモバイルPCの使用が可能になるとしている。とりわけ、スリープ技術による消費電力の低減、Windows ミーティングスペースによる会議の生産性の向上、タブレット技術の統合によるプレゼンテーション効率の向上などが企業におけるVista導入の大きなメリットになるとアピールし、ビジネス市場におけるVista普及に期待を寄せた。
- ■関連サイト
- マイクロソフト
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http://www.microsoft.com/japan/
- Windows Vista
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http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/