ヤマハは、IPsecに対応したVPNルータ「RT107e」を発表した。同社はこれまで、VPNルータのラインナップとしてSOHOから小規模向けの「RT57i」や、中規模以上向けの「RTX1100」「同1500」をリリースしてきた。今回新たに、小~中規模向けの製品として発表されたのがRT107eである。RT57iで培った導入や運用の簡単さを継承しつつ、同機が従来対応していたPPTP(Point to Point Tunneling Protocol)の代わりに、インターネットVPNで主に利用されるプロトコルであるIPsec(IP security)に対応しているのが特徴だ。さらに、RTX1100や1500と同じくIPsecの処理をハードウェアで行なうことで高速化も実現している。
VPN接続する際の暗号化はDES/3DES/AESに対応し、最大6カ所の拠点までVPN接続が可能。各種設定はWebブラウザで行なうことで、導入や管理が簡素化されている。さらに大きな特徴として、本体背面に最新のファームウェアをボタン1つで適用できる「ダウンロードボタン」が付属。敷居の高いファームウェアの更新を簡略化した設計になっている。もちろん、同社が長年取り組んできたIPv6への対応もされている。
発売は10月初旬で、希望小売価格は7万1400円。また、オプションでラックマウントキット(1万8900円)も用意している。
|