日立システムアンドサービスとKDDIは、ノートPCの紛失による企業の情報漏洩を防ぐために、携帯電話を活用した「ポータブルセキュアソリューション」を発売する。アプリケーションの「ポータブル セキュア クライアント μVNC(マイクロ・ブイ・エヌ・シー)」 を中心に、暗号化システムやネットワークを含めたトータルサービスを提供する。同ソフトは、auの携帯電話が搭載するアプリケーションプラットフォームのBREWを利用し、外出先から会社のPCに接続する機能を提供する。価格は10ユーザーライセンスパックが172万2000円から、50ユーザーライセンスパックが316万2000円から。 ポータブル セキュア クライントμVNCは、携帯電話を利用して離れた場所にあるPCを操作できるリモートデスクトップソフト。日立システムアンドサービスが2005年3月28日から販売しており、今回KDDIと協業で暗号化システムの導入と設定、ネットワークの設備の導入から構築、保守を含めたサービスを提供する。 通信にはオープンソースのVNC(Virtual Network Computer)技術を使い、Windows XP/2000/NT/98/Me、Linux/FreeBSD、Mac OS Xなど、多くのOSに対応している。メールやWebの閲覧に加え、在庫確認や伝票入力などの社内システムを使用したり、WordやExcel、PowerPointのファイルを編集できる。 ノートPCに情報を入れて持ち歩くと、紛失・盗難が心配だが、ポータブル セキュア ソリューションはデータを内部に記録しない携帯電話で操作するので、情報漏洩の防止に役立つ。さらに、通信は暗号化されるので、盗聴の恐れもない。現在、au携帯電話のW21T/W21S/W21CA/W31SA/W22SA/A5504Tに対応している。通信の際には、パケット通信料が必要。今後「ダブル定額」や「ダブル定額ライト」に対応していく予定だ。
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