日立製作所は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づくアプリケーションソフトウェア開発の効率化と、セキュリティ機能の強化を図ったアプリケーション開発・実行環境「Cosminexus V6.7」の販売を6月21日より順次開始した。
Cosminexusは、Webアプリケーションサーバを中心としたアプリケーション開発・実行環境だ。今回販売を開始した「Cosminexus V6.7」では、従来のバージョンに比べ、SOAへの対応とセキュリティ機能の強化を図っている。SOAとは、システムを構成するコンポーネントを機能ごとに「サービス」として部品化し、これらを再利用したり相互連携したりすることによって開発効率を向上させる設計手法だ。これによりシステムに変更を加える際の影響範囲を小さくできるなどのメリットがある。
本製品は、設計した業務モデルをプログラムに反映させるためのひな形となる「デザインパターン」を用い、これに基づいて業務モデルからプログラムのソースコードを生成する機能が追加された。
また、アプリケーションサーバのセキュリティ対策支援策として、セキュリティポリシーの設定ミスをチェックしてミスを防止する機能が追加されたほか、シマンテックのウイルススキャンエンジンと連携し、Webシステムを保護することも可能になった。
さらに、新たにラインナップに加わった「uCosminexus PKI Enrollment Service」を導入することで、企業内での電子証明書の発行・更新等が容易になり、セキュリティの強化を支援する。このほかに、「Cosminexus」シリーズの電子フォーム製品「EUR Form」に対し、帳票画面のズーム機能およびカスタマイズ機能を強化したほか、電子署名による帳票データ改ざん防止機能なども提供する。
価格と出荷時期は、「uCosminexus Developer 」が15万7500円から、「uCosminexus Application Server 」が126万円から、「uCosminexus TP1 Server/Base」が19万7400円からで6月30日より出荷。「uCosminexus PKI Enrollment Service」は210万円からで9月30日出荷。「uCosminexus EUR Form Service」は126万円からで、8月31日出荷。
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