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コラム

《ステップ・バイ・ステップガイド》

佐野 央の
社内システム導入を成功させる方法

2005年7月25日  文●佐野 央

Step 4
業者に頼む作業、自分でやる作業(2/3)




● 外注か内製かは、システムの複雑さ、影響の範囲、規模で考慮する

アドバイザー佐野:それでは、現時点での「システムに関する全社の概要・要望」を元に、自社で作業が可能な部分と、業者に依頼したほうがよさそうな部分を切り分けてみましょうか。

Fig.1 A社のシステム概要・要望(画像クリックで拡大)
A社のシステム概要・要望

アドバイザー佐野:この基盤システムっていうのは? 前回までは出てきていないですよね?

PM:はい、関係者ミーティングで新しく追加されました。A社には従業員が100人ほどいます。在庫・受注管理システム、データ共有システムで、利用者をそれぞれ登録したり削除したりするのは大変なので、基盤システムでひとまとめに管理しよう、ということです。

アドバイザー佐野:ふんふん、なるほどね。で、PM君は、どの部分なら自社で作業が可能だと思いますか?

PM:ええっと、このデータ共有システム。これは1台のサーバを基盤システムに追加するだけです。作業もシンプルだし、万が一設定を間違えても、ネットワークから外すだけで対応できます。

アドバイザー佐野:それじゃ、他の2つは?

PM:基盤システムは、全利用者が管理される部分なので、何かあったときには全社に影響が及びます。それから在庫・受注管理システムの画面遷移(ユーザーの操作に対して次々に展開されていく画面の流れ)などは一度作ったらそんなに気軽に変更できるものではないので、これもSI業者に依頼しようと思っています。

アドバイザー佐野:おぉ、PM君!

PM:(ビクッ)はっ、はいっ!

アドバイザー佐野:システムの複雑さ、影響範囲の広さ、そして規模を考慮し、自社でできるもの、SI業者へ依頼するものを決定しようというのですね! 素晴らしい!

PM:急に大声出すから、しかられるのかと思いましたよ。

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