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コラム

《ステップ・バイ・ステップガイド》

佐野 央の
社内システム導入を成功させる方法

2005年7月11日  文●佐野 央

Step 2
対比表を作ると、現場のニーズがシステムの形で見えてくる(1/3)

(c)さとうゆり
イラスト:さとうゆり

 さて、前回張り切って現状調査に出かけたPMくん、なんだか難しい顔をしているようですが……


アドバイザー佐野:あれれ? なんだかずいぶん渋い顔をしてますねぇ、いったいどうしたんですか?

PM:ええ、あれからすぐに、現場の状況を調査してみたのですが、どの部署も現在のシステムに対して、それぞれ不満を持っているんですね。ま、そこまでは予測していたのですが、ただ、一部の機能については部門間の利害が一致しないというか……それをどのようにとりまとめていったらいいか、だんだん分からなくなってしまって。

アドバイザー佐野:ははぁん、いろんな要望や不満を一度に聞いて、混乱してしまったようですね。

PM:そうなんです。3年前のシステム導入のときは、現状についての調査が不十分だったのが、現場に使われないシステムができてしまった原因の1つだったわけですよね。それで、今回はまず、現場の要望を明確にすることから始めればいいのかな、とは思うのですが……。

アドバイザー佐野:そのとおりです。業務の状況と現場のニーズを把握して、本当に必要とされるシステムがどんなものなのかを見定めるのがプロジェクトの第1歩です。実際、ちゃんと調査してみたら、導入しようとしているシステムそのものが不必要だというケースも多いんです。まずは、そこから整理してみましょう。

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