《ステップ・バイ・ステップガイド》
アドバイザー佐野: A社の3年前のシステム導入がなぜうまくいかなかったのか、分かりますか?
PM: 社長が思いつきでものを言うからです! ちょっと聞いてください。だいたい私が担当者になったのだって・・・・・
アドバイザー佐野: そ、その話は今度ゆっくりと。それでは、A社のシステム導入プロジェクトで、問題のありそうなところをピックアップしてみましょう。
PM: SI業者だけじゃなくて、社内でもコミュニケーションが取れていなかったんですね。
アドバイザー佐野: ええ、それに目的と手段が混乱していますね。システム導入は業務効率を上げる手段でしかないのに、構築することが最終目的になってしまっているでしょう。そんな状態で「おまかせ」って言われたら、SI業者だってA社に合わせた細かい設定なんかしてくれません。意外に思われるかもしれませんが、プロジェクトマネージャがプロジェクトを開始するに当たって、最初にするべき作業とは、「本当にシステム導入が必要なのか」ということを見定めることなのです。そのために、社内の関係者と十分コミュニケーションをとって、現状調査を行なうことが必要です。
PM: 現状の問題点を洗い出し、システム化することでその問題を解決できるかどうか、何の、誰のためのシステムが必要なのかを明確にするのですね。では、さっそく調査をしてきます!
さて、新米PMくんの調査結果はどのようなものになるでしょうか。次回では、その調査報告を元に次のステップを考えていきます。
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