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| イラスト:平松ひろし |
プチアド:はぁぁ……。
アドバイザー佐野:あらやだ、プチアド君、朝っぱらからため息ですか。幸せが逃げますよ~。
プチアド:あぁもう聞いてくださいよ。ついさっき営業部を通りがかったら、たまたまタイミングの悪いときに居合わせてしまって……。
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企画X:ない、ない、ないないないないないないない、なぁい~!!!!!!!!!
営業A:いったいなにごと? Xさん、どうしたの、何がないの?
企画X:僕のUSBメモリがないんです!! 確かにカバンに入れたのに。実は夕べ、ファイルサーバのデータをUSBメモリに保存して自宅に持ち帰ったのですよ。明日のプレゼンに間に合わせるため、自宅で作業しようと思って。結局飲みに行っちゃったから何もできなかったのだけど。
営業A:やだぁ、酔っ払って途中で落っことしたんじゃないの?
企画X:あーあ、買ったばかりのUSBメモリ、それも新製品の開発情報が入ったやつをなくすなんて最悪!
営業A:えっ、新製品の開発情報って、社外秘のアノ資料? それっていわゆる情報漏えいってやつじゃない!
企画X:と、とりあえず、昨日寄ったお店に電話しよう。確かコートのポケットに電話番号が――あっ、USBメモリがコートのポケットにあった! ふー、よかったぁ。こんな騒ぎが部長の耳に入ったら大騒ぎに……なにやら背後から殺気が……。
部長:X君、社外秘情報の取り扱いについて、君とちょっと話をしておいたほうがよさそうだ。
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プチアド:「もしも本当にUSBメモリを紛失していたらどうするつもりだったんだ!!」って、営業部部長がカンカンで。通りがかった僕まで「ファイルサーバの管理はどうなっているんだ! データが持ち出せるとはどういうことだ! なんとかしろっ!」って怒られてしまいました。