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コラム

佐野 央の
プチ管理者は本日も大忙し

2005年12月13日  文●佐野 央

Case 2
組織変更でてんてこ舞い(1/4)




■新規インストールPCを50台用意する!?

イラスト:平松ひろし

アドバイザー佐野:こんにちは! PCの無人インストール作業は順調に進んで――ど、どうしたんですか?

プチアド:ブツブツブツ……働けど働けど、我が仕事楽にならず…じっと手を見る…ブツブツブツ…あ、佐野さん、こんにちは。

アドバイザー佐野:なんだかずいぶん疲れているようですね、目の下にくまができていますよ。

プチアド:先日お話したとおり、うち(R社)とD社が合併するので、そのための作業で目が回りそうなのです。ぼくはシステム管理もやっていますが、本来は総務・庶務が担当なんです。それで、定款作成や登記準備といった法務関連の作業から、D社との各種事務処理調整、社員名簿の作成や新しい名刺・社封筒の発注、取引先への案内状といった庶務の作業までこなさねばならず、通常の2倍以上の忙しさなんです。

アドバイザー佐野:ふむふむ、それは確かに大変ですね~。

プチアド:組織形態の異なる2社が合併するのですから、当然、大幅な人事異動、組織改変も発生します。これを見てください。現在のR社・D社の組織と、合併後の新しい組織です。

表1●R社とD社の組織編成(クリックで拡大)
R社とD社のシステム構成の違い

プチアド:こういう「人の流れ」って、社内システムにも非常に影響が大きいのですね。新生RD社は、インフラストラクチャとしてR社のドメインをそのまま利用するつもりだったのですが、組織改変があるということは、単にD社の社員をドメインへユーザー登録するだけではだめなんです。R社の既存ユーザー/グループ情報も、新組織に合わせて追加、削除、変更しなければいけないのですよ。今回改めて気づかされました。

アドバイザー佐野:確かにふだんは1人、2人といった少数のアカウント変更しかしませんからね。組織変更があって初めてシステムと人事のつながりを意識したっていう方は、けっこう多いと思いますよ。

プチアド:僕もそうなんです!! ただでさえ忙しいのに、最低でも50個の新規アカウントを追加して、新しいグループを作って、既存のグループやユーザーを移動して、変更して――ぜんぜん想定していなかった、システム管理の細かくて大量な作業が、たっくさん…たっくさん…働けど働けど…ブツブツブツ。

アドバイザー佐野:あらら、プチアド君の目がまたまた虚ろに。おーい、しっかりしてください、スクリプトやコマンドラインツールをうまく使用すれば、Active Directoryのオブジェクトを一度に設定・変更することができるのですよ! おーい!

プチアド:…はっ、す、すみません、もう平気です。ところで、Active Directoryのオブジェクトを一度に編集できるって話、ほんとうですか?

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