アドバイザー佐野:ええ、Active Directoryの管理ができるのは、なにも[管理ツール]だけではないのです。これから紹介するのはコンピュータアカウントやグループなど、Active Directoryのオブジェクト全般の管理に利用できる方法です。分かりやすくするために、今回は「ユーザーアカウントの追加作業」に的を絞って解説していきますね。
プチアド:はい! よろしくお願いします!
アドバイザー佐野:まず管理ツールを使わずに、Active Directoryにユーザーアカウントを登録するには以下のような方法があります。
| 表2●コマンドラインツールとスクリプトの違い(クリックで拡大) |
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プチアド:“net user”、“dsadd user”、 “csvde”、 “ldifde”――アカウントの追加作業に利用できるコマンドラインツールは、複数あるのですね。簡単なバッチファイルなら、ぼくでも作れそうだ。でもスクリプトの記述は……ぼくはプログラムの開発をしたことがないから、敷居が高いなぁ。
アドバイザー佐野:そうですねぇ。確かにVBscriptの記述はちょっと難しく感じるかもしれません。しかし、その分だけ柔軟な設定が可能です。
プチアド:柔軟ですか?
アドバイザー佐野:はい。コマンドラインツールは実際に処理を行なうツールと作業内容を指定するだけなので、構文の記述は簡単ですが、オブジェクト作成時の「条件指定」はできません。一方スクリプトは、「あるタスクを完了するために必要な手順を順番に記述」しなければいけないため、記述は面倒です。しかし、細かな条件判断を指定することで、編集上の複雑なルールが設定できます。
プチアド:う、うむ。複雑な条件判断……。でも、記述が大変なのには変わりないでしょう?
アドバイザー佐野:マイクロソフトのスクリプトセンターには、スクリプト作成支援ツール(※1)やサンプルスクリプト(※2)が用意されているので、これらを利用するといいですよ。ちなみに、コマンドラインツールも、「コマンドラインリファレンス」に詳しい使用方法が記載されていますから、こちらも参考にね(※3)。
※1 Microsoft TechNetスクリプトセンター|
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