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コラム

佐野 央の
プチ管理者は本日も大忙し

2005年12月16日  文●佐野 央

Case 2
組織変更でてんてこ舞い(2/4)




■コマンドラインツールとスクリプトで解決

アドバイザー佐野:ええ、Active Directoryの管理ができるのは、なにも[管理ツール]だけではないのです。これから紹介するのはコンピュータアカウントやグループなど、Active Directoryのオブジェクト全般の管理に利用できる方法です。分かりやすくするために、今回は「ユーザーアカウントの追加作業」に的を絞って解説していきますね。

プチアド:はい! よろしくお願いします!

アドバイザー佐野:まず管理ツールを使わずに、Active Directoryにユーザーアカウントを登録するには以下のような方法があります。

表2●コマンドラインツールとスクリプトの違い(クリックで拡大)
コマンドラインツールとスクリプトの違い

プチアド:“net user”、“dsadd user”、 “csvde”、 “ldifde”――アカウントの追加作業に利用できるコマンドラインツールは、複数あるのですね。簡単なバッチファイルなら、ぼくでも作れそうだ。でもスクリプトの記述は……ぼくはプログラムの開発をしたことがないから、敷居が高いなぁ。

アドバイザー佐野:そうですねぇ。確かにVBscriptの記述はちょっと難しく感じるかもしれません。しかし、その分だけ柔軟な設定が可能です。

プチアド:柔軟ですか?

アドバイザー佐野:はい。コマンドラインツールは実際に処理を行なうツールと作業内容を指定するだけなので、構文の記述は簡単ですが、オブジェクト作成時の「条件指定」はできません。一方スクリプトは、「あるタスクを完了するために必要な手順を順番に記述」しなければいけないため、記述は面倒です。しかし、細かな条件判断を指定することで、編集上の複雑なルールが設定できます。

プチアド:う、うむ。複雑な条件判断……。でも、記述が大変なのには変わりないでしょう?

アドバイザー佐野:マイクロソフトのスクリプトセンターには、スクリプト作成支援ツール(※1)やサンプルスクリプト(※2)が用意されているので、これらを利用するといいですよ。ちなみに、コマンドラインツールも、「コマンドラインリファレンス」に詳しい使用方法が記載されていますから、こちらも参考にね(※3)。

※1 Microsoft TechNetスクリプトセンター
ADSI Scriptomatic
http://www.microsoft.com/japan/technet/scriptcenter/
tools/default.mspx


※2 スクリプト一覧
http://www.microsoft.com/japan/technet/scriptcenter/
scripts/default.mspx


※3 Windows Server 2003コマンドラインリファレンス
http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/
windowsserver2003/ja/library/
ServerHelp/fdc12a63-df4e-49e7-94d6-177536b18eb6.mspx

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