アスキービジネス

ホーム > アスキービジネス > エンタープライズ

連載コラム

コラム

佐野 央の
プチ管理者は本日も大忙し

2006年10月24日  文●佐野 央

Case 14
更新プログラムの管理、大丈夫ですか?
~MBSA 2.0~(2/4)




■解決策:Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)2.0による更新プログラムのレポート作成

プチアド:WSUSの次は、MBSA2.0ですか?

アドバイザー佐野:Microsoft Baseline Security Analyzer 2.0、通称MBSA 2.0。これは、セキュリティ更新プログラムをはじめとした各コンピュータのさまざまなセキュリティの設定状態をスキャンするツールで、ローカルでもリモートでも実行が可能なのですよ。

豆アド:佐野さん、あ、あのう、MBSAはもちろん……無償のツール、ですよね?

アドバイザー佐野:ええ(笑)。以下のダウンロードサイトから入手が可能です。

※Microsoft Baseline Security Analyzer v2.0
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
FamilyId=4B4ABA06-B5F9-4DAD-BE9D-7B51EC2E5AC9&displaylang=ja

豆アド:ええと、先ほどの話では、チェックできるのはセキュリティ更新プログラムの適用状態だけではないとのことですが。

アドバイザー佐野:はい。MBSA2.0は、たとえばWindowsファイアウォールの設定や、Internet Explorerのゾーン設定、SQLやIISの脆弱性など、いろいろなセキュリティ設定をスキャンすることが可能です(画面3)。

MBSA 2.0 では、IISやSQL Serverの脆弱性などもスキャンが可能
画面3●MBSA 2.0 では、IISやSQL Serverの脆弱性などもスキャンが可能。(画面クリックで拡大)

豆アド:へえー、なんだか便利そうですね。

プチアド:うーん、IISやSQL Serverの脆弱性など、確かに今後はちゃんとレポートする必要があるとは思うのですが、とりあえず、今僕らが必要なのは、セキュリティ更新プログラムの適用状況だけなのですよね。

アドバイザー佐野:もちろん「セキュリティ更新プログラムのスキャンだけ」を実行することも可能です。MBSA2.0は、コマンドラインから実行できるので、バッチファイルで必要なデータだけをテキストファイルに出力し、あとからそれを加工することもできますよ。

プチアド:おおっ、バッチファイル、豆アド君の大好きな「自動化」ですか!

豆アド:自動化かぁ、いい響きだ(うっとり)。

アドバイザー佐野:ただし、“Baseline Security Analyzer”というだけあって、スキャン可能な更新プログラムは、サービスパック、セキュリティ更新プログラム、セキュリティロールアップパッケージ(SRP)です。いわゆる「バグの修正プログラム」はスキャン対象にはなりません。

プチアド:ふぅむ、とりあえず、ウチ(RD社)の要望はセキュリティ更新プログラムのレポート作成だから、当面の管理はMBSA 2.0でしのげそうだな。ところで、MBSA 2.0を利用するにあたって、必要な要件は?

表1●MBSA のインストール要件

OS
  Windows XP
Windows 2003
Windows 2000 Server Service Pack 4 以降
その他コンポーネントなど
  Internet Exproler 5.01 以降(最新バージョンを推奨)
XML パーサー(Internet Exproler 5.01 以降は XML パーサーが付属。ただし、最新バージョンのMSXML を推奨)
IIS Common Files(Internet Information Services の管理上の脆弱性チェックをリモートから実施する場合)
Microsoft ネットワーク用クライアント
ポート 80、TCP 135、 139、 および 445
Workstation サービス



表2●MBSA による更新プログラムスキャン対象コンピュータの要件

スキャン対象OS
  Windows XP
Windows 2003
Windows 2000 Service Pack 4 以降
スキャン対象コンポーネント、サービス、アプリケーション
  Windows の全コンポーネント(IIS、 Internet Explorer、 MSXML、 MDAC、 Microsoft Virtual Machine…など)
Microsoft SQL Server 2000 SP4以降、SQL Server 2005
Internet Exproler 5.01以降
Office 2000、XP、2003
スキャンに必要なコンポーネントなど
  Windows Update Agent 2.0(自動更新)※
ファイル共有サービス
RPC サービス
Internet Exproler 5.01以降(最新バージョンを推奨)
Microsoft ネットワーク用クライアント
Workstation サービス※、Server サービス
ファイルとプリンタの共有サービス
リモート レジストリ サービス
リモートスキャンに必要なポート
  ポート80 (HTTP)、TCP 135、139および445の受信

※更新プログラムのスキャンに必要




豆アド:ふぅむ、特別に用意しなければならないものはなさそうですね。

プチアド:そうだね。ウチの環境なら、すぐにでも利用できそうだ。ところで、操作の方は、む、難しくは、ないのですよね。

アドバイザー佐野:はい(笑)。それじゃぁ、検証機で実際の動作を確認してみましょうか。

戻る次へ

佐野 央の「社内システム導入を成功させる方法」トップへ佐野 央のプチ管理者は本日も大忙し

アスキービジネスのおすすめ
登録は無料!今すぐ登録する方はこちらから 利用者登録がお済みの方はこちらからログインできます
最新ニュース

| ASCII.jp | デジもの | Mac/iPod | 自作PC | 科学技術 | ゲーム・ホビー | 話題 | 情報システム | ビジネス |

| 価格比較 | Microsoft | キャリア | SaaS・ASP | VPN | SHARP | Panaspot | 富士通 | 住まい情報局 |

| EPSON DIRECT | Wireless Gate | アキバ | ムービーフラッシュ | SpeedGun | デジタル用語辞典 | Blogmag | アスキー365 |

サイトポリシー | プライバシーポリシー | 運営会社 | お問い合わせ