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コラム

佐野 央の
プチ管理者は本日も大忙し

2005年11月29日  文●佐野 央

Case 1
大量のPCのセットアップにうんざり。では、自動インストールでやっつけよう!(1/4)




■新規インストールPCを50台用意する!?

イラスト:平松ひろし

アドバイザー佐野:プチアド君、お久しぶりです。システム導入プロジェクト以来ですね! サーバたちはみんな元気ですか?

プチアド:佐野さん、その節はお世話になりました。ところで、さっそく本題に入らせてください。実はうちの会社(R社)が、来月D社と合併するんです。同業異種のR社とD社がお互いのノウハウを共有することで、さらなる事業拡大を図ろうというわけです。

アドバイザー佐野:いわゆる“シェアアップ合併”というやつですね。

プチアド:そうなんですが、いくら同じ業界であっても、2社の文化はまったく違います。当然クリアしていかなければいけない問題がいくつもありまして、そのうちのひとつが「新生RD社のPCとサーバの管理をどうするか?」なんです。当面は、選任のシステム管理者を雇用する予定はなく、僕がなんとかやりくりしなければなりません。そこで、以前お世話になった佐野さんに「システム管理の知恵」を伝授していただこうと思いまして、お声をかけさせていただいたわけです。

アドバイザー佐野:光栄です(笑)。

プチアド:なにしろ、R社とD社、会社が違えばシステムも違う。ソフトウェアのバージョンやライセンス管理、PCの使い方ルールなどは、現在このような状況なのですが……。

図1●R社とD社のシステム構成の違い
R社とD社のシステム構成の違い
R社とD社のシステム構成の違い

アドバイザー佐野:R社はつい最近システムを改変し、ドメイン構築と、OSやソフトウェアの統一はすでになされていますね。

プチアド:そうなんですが、D社はワークグループ環境で、ソフトウェアやOSのバージョンもまちまちなのです。計画では、近い将来D社側のPCとユーザーをR社のドメイン環境に参加させる予定なのですが、その前に――。

アドバイザー佐野まずはPC環境をR社に合わせて統一しようというのですね?

プチアド:そのとおりです。R社のPCを元に「RD社スタンダード」を作り、D社の社員全員に配布しようと思ったのですが、ここでうんざりするような事実に気づいたのです。

アドバイザー佐野:うんざり?

プチアド:D社全員分ということは、つまり50台のPCのセットアップ作業をしなければならないんです。50台ですよ!

アドバイザー佐野:確かに50台も手作業でインストール&設定を行なうとなると、正直しんどいし、作業ミスも心配です。それなら「自動インストール」を検討してみてはいかがでしょうか?

プチアド:自動インストール! 「自動」ってなんだか甘美な響きです

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