アスキービジネス

ホーム > アスキービジネス > エンタープライズ

連載コラム

コラム

佐野 央の
プチ管理者は本日も大忙し

2005年11月29日  文●佐野 央

Case 1
大量のPCのセットアップにうんざり。では、自動インストールでやっつけよう!(3/4)




■Windows XP Professionalの無人インストールを実際にやってみよう!

アドバイザー佐野:まずは、無人インストールを実施するPCの環境を想定してみましょう。

プチアド:はい。D社の現状(図1)と新規レンタルPCを考慮すると、このようになります。

▼無人インストールテスト環境

インストールPC Windows OSがインストール済み
FD/CD-ROMドライブなし
ライセンス D社購入のボリュームライセンスを利用
インストール先 C:\Windowsフォルダ
(Windows XP既定のフォルダ)
インストールの種類 新規インストール

アドバイザー佐野:ノートPCは軽量化のためにFDDやCD-ROMドライブが装備されていない場合がありますものね。反対に、ネットワークカードはほぼ標準装備ですから、「現在インストールされているOSからネットワーク上のWindows配布共有フォルダ(Windows インストール用CDの必要データを保存しておくフォルダ)へアクセスし、インストールを実行する」方法を試してみましょう。それではまず、無人インストールの下準備です。

プチアド:Windows配布共有フォルダと、応答ファイルを作成するのですね?

アドバイザー佐野:はい。これらはセットアップマネージャ(setupmgr.exe)を利用することで比較的簡単に作成できます。Windows配布共有フォルダを配置するPC上に、セットアップマネージャをインストールしましょう。

▼セットアップマネージャのインストール方法

Windows Server 2003のインストールCD-ROM内の[SUPPORT]-[TOOLS]配下の“deploy.cab”を展開、適当なフォルダにその中身をすべてコピーする。または、マイクロソフト社のダウンロードサイトから、最新版の展開ツール(※)を入手する。

※Windows XP Service Pack 2 展開ツールダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
FamilyId=3E90DC91-AC56-4665-949B-
BEDA3080E0F6&displaylang=ja

アドバイザー佐野:あとはセットアップマネージャのウィザード(画面1~4)に従って、通常インストール中に入力要求される要素を順番に作成していくだけです。

プチアド:今回は、Windows配布共有フォルダの場所を [D:\winxp] 、[名前と組織]名はRDとします。他は規定値でいいですか?

アドバイザー佐野:[コンピュータ名]も、複数登録してください。こちらについては後ほど説明します。ウィザードを進め、最後に完了画面が表示されたら、[キャンセル]をクリック、ウィザードを終了して [D:\winxp] を確認します。

プチアド:はい。おお、 [D:\winxp]がEveryone:フルコントロールで作成されています。その中に、インストール用データが格納された“I386フォルダ”と、unattend.bat(バッチファイルのサンプル)、unattend.txt(応答ファイル)があります。それから、これはなんだろう? unattend.udbというファイルが作成されていますが……

アドバイザー佐野:それはちょっとおいといて、まずは応答ファイルの中を見てみましょうか(リスト1)。

画面1●「無人セットアップ」を選択
「無人セットアップ」を選択
画面2●「新しい応答ファイルを作成する」を選択
「新しい応答ファイルを作成する」を選択
画面3●「全自動」を選択
「全自動」を選択
画面4●名前と組織名を入力
名前と組織名を入力

リスト1●インストールマネージャにて作成した応答ファイル


;SetupMgrTag
[Data]
    AutoPartition=1
    MsDosInitiated="0"
    UnattendedInstall="Yes"

[Unattended]
    UnattendMode=FullUnattended
    OemSkipEula=Yes
    OemPreinstall=Yes
    TargetPath=winnt

[GuiUnattended]
    AdminPassword="xxxxxxxxx"
    EncryptedAdminPassword=NO
    OEMSkipRegional=1
    TimeZone=235
    OemSkipWelcome=1

[UserData]
    ProductKey=xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
    FullName="RD"
    OrgName="RD"
    ComputerName=*

[TapiLocation]
    AreaCode=03

[SetupMgr]
    ComputerName0=pc001
    ComputerName1=pc002
    ComputerName2=pc003
    DistFolder=d:\winxp
    DistShare=winxp

[Identification]
    JoinWorkgroup=WORKGROUP

[Networking]
    InstallDefaultComponents=Yes
	  
戻る次へ

佐野 央の「社内システム導入を成功させる方法」トップへ佐野 央のプチ管理者は本日も大忙し

アスキービジネスのおすすめ
登録は無料!今すぐ登録する方はこちらから 利用者登録がお済みの方はこちらからログインできます
最新ニュース

| ASCII.jp | デジもの | Mac/iPod | 自作PC | 科学技術 | ゲーム・ホビー | 話題 | 情報システム | ビジネス |

| 価格比較 | Microsoft | キャリア | SaaS・ASP | VPN | SHARP | Panaspot | 富士通 | 住まい情報局 |

| EPSON DIRECT | Wireless Gate | アキバ | ムービーフラッシュ | SpeedGun | デジタル用語辞典 | Blogmag | アスキー365 |

サイトポリシー | プライバシーポリシー | 運営会社 | お問い合わせ