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連載コラム

コラム

知らないでは許されない
ITILでシステムの効率化を目指そう

2005年9月16日  協力●東芝ソリューション

最終回
「ITIL実践3つのポイント」~成功への秘訣~(3/3)



ポイント3 仕組みを作る~「3つのP」~

 ITILを導入する上で重要な要素として、「3つのP」というものがあります。これは、「People(人)、Processes(プロセス)、Products(モノ)」を指しています。

ITILに必要な3つの「P」
図1●ITILに必要な3つの「P」(画面クリックで拡大)

 最初の「人」はITILのタスクに携わる人の役割や責任を明確にすることです。たとえば変更管理であれば、変更の内容を確認し、重要度を判断する責任を持つ「変更管理マネージャ」という役割の人が必要です。次の「プロセス」は文字通りITILの管理プロセスであり、入力や出力、手順が定められたプロセスがITILの実行単位になります。これらのフォーマットや内容、内部での手順等を明確にし、ドキュメントにしておくことが必要です。そして、「モノ」はITILのタスクを効率的に実行するために必要な要素を指します。具体的には、ITILを実現するための各種データベースや作業を省力化してくれるツールや技術です。これらの3つの要素が揃って、初めてITILによる管理が可能になるといえます。

 ITILを社内に導入する際には、この3つの要素を揃えるという観点で、仕組み作りを進めると解りやすいでしょう。

ITIL実践のまとめ

 組織などでITILを効率的に実践する上では、以下の点が重要なポイントになります。

  1. ITILを導入する目的を明確にする
  2. 実施が必要な機能とプロセスを選び、順番付けを行なう
  3. 人、プロセス、モノを整備する

 これらについてはITILのドキュメントには書かれていない個々の状況や技術動向等を基に判断することが必要ですので、外部のコンサルタントなどに依頼したほうがよいでしょう。

 1年間にわたりご愛読頂きありがとうございました。またどこかでお目にかかりましょう。

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