顧客とSLAを締結しても、実際にサービスを実行する人が内容を理解してその通りに行動しなければ意味がありません。そのためにSLAを実行部門での行動目標としたものが、「オペレーショナルレベル・アグリーメント(OLA:Operational Level Agreement 社内部門向け)」と「請負契約(UC:Underpininng Contract 外部業者向け)」です。たとえばSLAでインシデント解決目標として「優先度高―3時間」と規定されていた場合、関連する社内部門(サービスデスク、技術部門)、及びベンダー(機器ベンダー、ソフトウェアベンダー)のどこか1箇所でも3時間以上かかるとSLAを達成できません。 SLAを遵守するためには、関連する各部門との間で業務の手順を決めておく必要があるのです。これがOLA及びUCです。次のような取り決めがあってはじめて、顧客に対して「3時間以内に解決」というSLAが保証されます。
なお、サービスを提供する際に重要なのは、サービスレベルを上げることよりも、合意されたサービスレベルを安定的に維持することです。必要以上に高いサービスを提供することは、顧客の期待を高め、次に規定されているレベルのサービスを受けても、顧客に不満を抱かせることになりかねません。そのため、顧客の期待をコントロールすること(期待管理)も重要です。
まとめサービスレベル管理についてまとめると、以下になります。
SLAの達成状態をモニタし、レポートするため、システム監視ツールやサービスデスクツールの整備も忘れずに行なってください。
協力:ネットワークマガジン
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