次にディスクの使用状況を定期的に確認するようにしましょう。ステップ1で事象が発生する傾向がつかめていれば、確認のタイミングは決めやすくなります。もし傾向がつかめないのであれば、たとえば毎週末とか、月末とか、日を決めて実行するようにしましょう。細かく確認すれば精度は上がりますが、それだけ手間も増えます。自分で無理のないスケジュールを立てましょう。
毎週月曜の朝に事象が起きているのであれば、その前の週末には必ずチェックしておくようにします。そうすればトラブルが実際に起きる前にファイルを消す等の手を打って、未然に防ぐことができます。また、確認した結果は必ず記録し、蓄積していきましょう。これにより次のステップで傾向分析ができるようになり、よりプロアクティブな管理ができるようになります。ITILでは、このモニタリング結果を格納するデータベースを「CDB:Capacity Management Database」と呼んでおり、キャパシティ管理の基盤としています。
では問題の原因を分析してみましょう。どうもこの事象は最近になって急に起きだしたようです。ということでまず疑いたいのが、最近新しいアプリケーションやドライバをインストールしたかという点です。コスト削減の波が著しい昨今、1台のサーバで複数のサービスを同居させるというのは、別に珍しいことではありません。しかし、1つのサービスのために別のサービスが影響を受けてしまうというのでは、本末転倒です。
A社のサーバを調べると、どうやらWebで営業情報を共有できるシステムを導入し、営業レポートを作成する時にディスク領域を使っているみたいです。そのため、メールのスプールとは別の領域を使うように設定を変えましょう。
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「ステップ3 キャパシティプランニング」へ続く
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