アスキービジネス

ホーム > アスキービジネス > エンタープライズ

連載コラム

コラム

知らないでは許されない
ITILでシステムの効率化を目指そう

2005年8月8日  協力●東芝ソリューション

第1回
届かないメール~キャパシティ管理を考える(2/3)



ステップ2 モニタリングと問題解決

 次にディスクの使用状況を定期的に確認するようにしましょう。ステップ1で事象が発生する傾向がつかめていれば、確認のタイミングは決めやすくなります。もし傾向がつかめないのであれば、たとえば毎週末とか、月末とか、日を決めて実行するようにしましょう。細かく確認すれば精度は上がりますが、それだけ手間も増えます。自分で無理のないスケジュールを立てましょう。

 毎週月曜の朝に事象が起きているのであれば、その前の週末には必ずチェックしておくようにします。そうすればトラブルが実際に起きる前にファイルを消す等の手を打って、未然に防ぐことができます。また、確認した結果は必ず記録し、蓄積していきましょう。これにより次のステップで傾向分析ができるようになり、よりプロアクティブな管理ができるようになります。ITILでは、このモニタリング結果を格納するデータベースを「CDB:Capacity Management Database」と呼んでおり、キャパシティ管理の基盤としています。

 では問題の原因を分析してみましょう。どうもこの事象は最近になって急に起きだしたようです。ということでまず疑いたいのが、最近新しいアプリケーションやドライバをインストールしたかという点です。コスト削減の波が著しい昨今、1台のサーバで複数のサービスを同居させるというのは、別に珍しいことではありません。しかし、1つのサービスのために別のサービスが影響を受けてしまうというのでは、本末転倒です。

 A社のサーバを調べると、どうやらWebで営業情報を共有できるシステムを導入し、営業レポートを作成する時にディスク領域を使っているみたいです。そのため、メールのスプールとは別の領域を使うように設定を変えましょう。

キャパシティ管理のプロセス
キャパシティ管理のプロセス(画像クリックで拡大)

「ステップ3 キャパシティプランニング」へ続く

戻る次へ

「ITILでシステムの効率化を目指そう」トップへ「ITILでシステムの効率化を目指そう」トップへ

アスキービジネスのおすすめ
登録は無料!今すぐ登録する方はこちらから 利用者登録がお済みの方はこちらからログインできます
最新ニュース

| ASCII.jp | デジもの | Mac/iPod | 自作PC | 科学技術 | ゲーム・ホビー | 話題 | 情報システム | ビジネス |

| 価格比較 | Microsoft | キャリア | SaaS・ASP | VPN | SHARP | Panaspot | 富士通 | 住まい情報局 |

| EPSON DIRECT | Wireless Gate | アキバ | ムービーフラッシュ | SpeedGun | デジタル用語辞典 | Blogmag | アスキー365 |

サイトポリシー | プライバシーポリシー | 運営会社 | お問い合わせ