前回まで「アスキー365」を例に、いかに「ecbeing」が効率よくECサイトを構築できるかを見てきた。もちろん、構築後の運営においても使い勝手やコストパフォーマンスで大きな力を発揮する。端的にいえば、業務の手間と時間を省いて、「カネ」と「ヒト」のムダを抑えることができるのだ。最終回となる今回は、すでに実績のあるECサイトでの導入事例を参考に、具体的にどのような恩恵が受けられたか見ていくことにしよう。
「ecbeing」はソニー・ミュージックエンタテインメントや東急ハンズなどの有名企業をはじめ、180以上のECサイトで活用されているECサイト構築のためのパッケージだ。本連載では、「アスキー365」の導入事例を通して、同パッケージが持つ高いポテンシャルを紹介してきたが、最終回では同じようにecbeingを利用することで高い顧客満足度を実現できたECサイト「@古本市場(http://www.ubook.co.jp/)」の事例を紹介しよう。
本やゲームソフト、DVDなどの新品、中古品販売を行なう@古本市場がecbeingを導入したのは2004年末。商品点数が80万点を超え、それまで利用していた他社製のパッケージソフトで構築したECサイトでは処理能力が足らず、十分に機能しなくなってきたため、早急なシステム強化が必要になっていた。
「自社でのシステム開発も考えましたが、iモードサイトの本格的なオープンに合わせて、ECサイトのリニューアルもしたいと考えていました。ただシステムの移行に割ける期間は2カ月程度しかなかったので、選択肢をパッケージソフトに絞りました」と話すのは、@古本市場のシステムを統括する島智宏さん(株式会社ユーブック EC事業部 システムディビジョンリーダー)。
同サイトの会員数は当時約43万人。1日に販売される商品と、新たに入荷する商品を合計すると1万アイテムを超えてしまうため、大規模なデータベースをスムーズに運用できることが大前提だった。とはいえ、80万点以上の商品をストレスなく扱えるパッケージソフトなんてそうそうない。困り果てた島さんは、取り引きのあったシステム会社に相談したところ、提案されたのがecbeingだったのだ。
「価格が安かったのも導入のポイントでした。以前のECサイト構築パッケージソフトよりも4割ほど安くシステム構築できそうでしたし、サーバ管理の手間やネットワーク障害などのリスクを自社で負う必要もありませんから、コストダウン以上のメリットがあると考えました」
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| 株式会社ユーブック EC事業部 システムディビジョンリーダー 島智宏さん |