ではecbeingの導入によって、@古本市場のECビジネスはどのように進化したのだろうか。前出の島さんによると作業フローを効率化でき、運用の手間が大幅に削減できたメリットが特に大きいという。
「ゲームソフトの場合、発売日前は『予約受付中』、前日には『明日発売』、発売日には『好評発売中』など、キャッチコピーを更新する必要があります。いままではすべて1つひとつ手作業でやっていたのですが、『ecbeing』のサイト管理機能では自動的に更新できるようになり、3時間以上はかかっていた作業が30分程度でできるようになりました」
管理画面が使いやすいため、売り上げ分析や商品の登録といった日常業務が大幅に省力化され、残業が減ったのはもちろん、結果としてこれまで人手不足で取りかかれなかった新プロジェクトにも、ゴーサインを出せるようになった。
「なかでも、楽天市場とYahoo!ショッピングへの出店・運用に人員が割けるようになった点が大きいですね。いままでは楽天フリマやAmazon.co.jpのマーケットプレイスに出品はしていたのですが、専任の担当者をおいてこれら『支店』の管理・運営ができるようになりました。確実に新規顧客の獲得に役立っています」
ecbeingに切り替えてから、「@古本市場」の売り上げは1.5倍も伸びたという。
「ecbeingの導入時に、検索結果の表示スピードをできるだけ速くなるようにカスタマイズをしてもらいました。データベースの完全な移行が終わるまでは、従来のサーバーも併用しなければならなかったので、検索結果がすぐには表示されず、お客さまの購買意欲をそいでしまうといった機会損失が発生していました。たとえば、探している本があって検索をかけたのに結果がなかなか表示されない。お客さまは少しでもストレスを感じればすぐにほかのお店に行ってしまいます。特に当社の場合、アイテム数が多いので、レスポンスの遅さは命取りになりかねません」
まさに、ecbeingの導入がECビジネスのさらなる進化を招いたというわけだ。
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| 検索機能のカスタマイズにより、現在約100万点の膨大なデータベースからでもお客さまが求めている商品が素早く探せるようになった。 |
ECサイトのリニューアルと同時に、同社ではiモードの公式サイトを開設しているが、1日2~3万人のアクセスを確保するなど、全体の売り上げにも大きく貢献している。そのiモードサイトの構築や運用にもecbeingは役立っているという。
「いままではECサイトと携帯サイトの連動が煩雑だったので、一度にたくさんのお客さまが訪れても対応できないために、積極的なプロモーションをかけられないという問題がありました」
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| iモードメニュー[iMenu]→[メニューリスト]→[ショッピング/チケット]→[本/CD/ゲーム] ECサイトと携帯サイトで同じ商品データベースを共有できるため、商品の管理やサイト更新の手間も大幅に短縮できた。 |
ちなみに@古本市場のネット販売を担当するのは、カスタマーサポート要員を含めて10名程度。実際には3名の制作担当者だけでサイトを更新している。このことだけでも、いかにecbeingでECサイト運営を効率アップできるかわかるだろう。
「使いやすさはもちろん、何かあったらすぐに対応してもらえるサポート体制も心強い部分です。システムに関する疑問や改良したい点は、業務の中で毎日のように出てきますが、電話をすればすぐに検討してもらえますし、週に1度はソフトクリエイト側の担当者とミーティングをしています」
導入の簡単さや価格だけでなく、細かなサポートや運用面での安心感もecbeingのバリューといえる。当初は問題ないと思っていたシステムでも、サイトの規模が大きくなったり、取り扱う商品、客層が変化することによってカスタマイズが必要になってくる。必要な機能を必要に応じて追加できるecbeingのフレキシビリティも、スピーディなビジネス展開になくてはならないメリットといえるだろう。
では、本連載の最後にあらためてecbeingの特徴や導入メリットをまとめてみよう。
テンプレートが用意されているのでモバイルサイトの作成が簡単にできる。またキャンペーンシステムの導入やツールのカスタマイズの相談にものってくれる。
自由にデザインがカスタマイズできるので、オリジナリティの高いモールがつくれる。標準で用意されている管理・分析ツールも高機能。
物販だけではなく、材料の調達や人材紹介など、業種、業態を問わず企業間取り引きのあらゆる業務に対応したサイトがつくれる。
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