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・トラフィックやコンテンツ分析のためのデータを提供 ・訪問経路など掘り下げたデータによって、プロモーション戦略策定に大きく貢献 ・ドリルダウンなどの優れた機能、カスタマイズしやすい柔軟性を兼ね備える |
ジュピターショップチャンネルは日本最大のテレビショッピング会社だ。同社が運営する「ショップチャンネル」の視聴可能世帯は約1972万(2005年6月)を数え、ケーブルテレビ、デジタル衛星放送(CS)を通じて、24時間生放送を行なっている。商品カテゴリーはジュエリー、アパレル、ヘルス&スポーツ商品、コスメティック、インテリア、食品などバラエティに富んでいる。1週間に取り上げる約700種類の商品のうち、半数が新商品で、商品選びの確かさとわかりやすい商品説明、ライブ中継による臨場感などによって、30歳~50歳代の女性を中心に高い人気を博している。
このテレビによる「ショップチャンネル」と連動し、インターネット上でECサイトとして展開されているのが同社のWebサイト「 www.shopch.jp 」だ。「ショップチャンネル」の司会者がテレビで新商品を紹介し始めると、サイト上の商品がそれに連動して切り替り、ユーザーはそのまま購入することができる。また、キーワードや番組表ごとに商品を検索して買うことやカテゴリー、ブランドごとの入口ページ、テーマによる特集ページから商品を楽しみながら購入することも可能だ。たとえばテレビでは紹介し切れないコスメティック商品の成分表示や商品の詳細なスペックを見せるなど、インターネットならではの特徴を活かしたコンテンツ作りを行なっている。
「www.shopch.jp」は将来の双方向テレビサービスのためのノウハウ蓄積とECサイトとして収益を上げるという2つの目的で、2003年3月にオープンした。現在では1日100万ページビュー以上を達成し、急速に売り上げを伸ばしている。
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| 画面1●ショップチャンネルのホームページ。テレビ番組と連動し、多彩な商品からじっくり選ぶことができる(画像クリックで拡大) |
サイトのオープンに合わせて導入されたのが、アスキーソリューションズのWebサイト向けアクセス解析ソフト「サイトトラッカー」だ。「サイトトラッカー」は、Webサイトのアクセスログを解析することで、訪問者の特性や興味を示したページ、訪問に至る経路などのデータを取り出し、Webブラウザで閲覧することができる。また解析された数値の内容をさらに深く掘り下げて分析することが可能なので、意思決定や戦略策定に役立てることができる。
「インターネットでのダイレクトマーケティングを行なう上で、訪問者が何人来て、どれだけページを見たかは最も基本的な評価基準になります。またデータを個別に掘り下げて、より詳しい分析をする必要もあります。そのためサイト準備の初期段階からアクセス解析ソフトの導入を計画し、最適な製品を探していました」と同社のE-Commerceマーケティングマネージャーである佐々木良太氏は語る。
数社の製品が検討された結果、「サイトトラッカー」の導入が決定された。決め手となったのは、導入コストが安いこと、ドリルダウンなどの機能が優れていたこと、柔軟性がありカスタマイズがしやすいことだった。
導入された「サイトトラッカー」はサイトのオープンとともに稼動を始めたが、すぐに大きな問題が発生した。「サイトをオープンしてみたら、予想外にアクセスが多く、容量やスピードの点でとても対応しきれなかったのです」と同社のE-Commerceゼネラルマネージャーである中島郁氏は振り返る。
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| ジュピターショップチャンネルE-Commerceマーケティングマネージャー 佐々木良太氏 |
ジュピターショップチャンネルE-Commerceゼネラルマネージャー 中島郁氏 |
当初導入されたのは小規模サイト向けの「Professional」だったが、すぐさま最上位グレードの「eBusiness Edition」へのアップグレードが決定され、2004年末から作業が開始された。もちろん「Professional」導入時のカスタマイズの内容も移行された。「ともかくデータのボリュームが大きかったので、データベースのチューニングを行ない、少しでも高速に処理できるよう努めました。またこうした設定をしたい、こういう解析結果を知りたいという要望に対して柔軟に対応できるよう心がけました」とアスキーソリューションズパッケージ営業部アシスタントマネージャーの小野博英氏は語る。
同社は「サイトトラッカー」導入によって、サイト全体のトラフィックやコンテンツ分析を効率的に行なうことができるようになったが、最大の効果は「次に何をするべきか」という戦略策定に役立てられる点だ。
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| 画面2●「サイトトラッカー」の画面例 サイト訪問の前経路や次経路を簡単な操作で見ることができる(画像クリックで拡大) |
特に重要なのはユーザーがどこから来たかということだ。「サイトトラッカー」によってURLアドレスの直接入力やブックマークから来たか、他サイトに貼ったバナーや検索エンジンから来たかを知ることができる。訪問経路のデータを知ることで、コンタクトポイントをどう増やし、いかに効率的にサイトへ誘導するかという戦略を立てることが可能になる。
またキーワードリスティング広告やSEO(Search Engine Optimization)の効果を検証したり、テレビを見てサイトを訪問するユーザーとネットだけを見て訪問するユーザーの数を分析することで、テレビも含めた総合的なプロモーション戦略を立てることができる。「サイトトラッカーを利用して得られたデータを戦略に活かすのは、あくまで我々ユーザーです。システムを使いこなしデータを活用するためのノウハウや態勢がなければ、大規模で高度なシステムを導入しても意味がありません。そういう意味で、最初は基本的な機能のみを備えた『Professional』を導入し、ノウハウを学んだ後にアップグレードしたのは正しかったと思います」。佐々木氏はこのように語る。
今後もジュピターショップチャンネルは、「サイトトラッカー」のデータを活用することで、顧客のニーズにきめ細かく対応するためのコンテンツ作りと、Webサイトの使いやすさ向上を目指していく。
| 導入企業のプロファイル | |
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| 名称 | ジュピターショップチャンネル株式会社 |
| 設立 | 1996年11月22日 |
| 本社所在地 | 東京都中央区新川1-14-1 国冠ビル |
| 資本金 | 44億円(2000年12月現在) |
| 従業員数 | 410名、オペレーター数:800名(ともに2005年6月現在) |
| 事業内容 | デジタル衛星放送、CATV放送等を通じて行なう通信販売 「ショップチャンネル」の運営を中心としたダイレクトマーケティング事業 |
| URL | http://www.shopch.jp/ |
| システム導入に関するお問い合わせ先 | |
| 株式会社アスキーソリューションズ | |
| 電話番号 | 03-4524-6000 |
| URL | http://www.asciisolutions.com/ |
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