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ケーススタディ

アカウントマネージャシステム/医療機器
株式会社日立メディコ

新開発の社内システムと既存SAP R/3の連携をわずか2週間で実現

keypoint ・アドオンプログラムを使わずに難題のSAP R/3とSQL Serverの相互データ同期を実現

 医療検査機器の生産、販売、サービスを行なっている日立メディコは、受発注に伴う伝票の数が非常に多く、事務処理の効率化は緊急を要する懸案事項であった。

 そこで考案されたのが、見積もりから請求、入金管理までの一連の流れを一元的に管理できる「アカウントマネージャシステム」の導入である。日立メディコ社内にはすでにSAP R/3が稼動していたが、R/3の伝票入力の煩雑さから省力化は難しいと判断。クライアント用のアプリケーションを独自開発し、クライアントからデータベースのMicrosoft SQL Serverに対しデータを入力、そしてSQL ServerとR/3でデータを同期させるという構成を採ることになった。

 ただ、そこには難題も待ち構えていた。「非常に行き詰まったのが、SAP R/3との接続部分です」(出射剛氏)。

写真●日立メディコ サービス事業部
情報システム課 出射 剛課長

 アカウントマネージャシステムでは、クライアントからのデータをR/3に送信するだけでなく、R/3側の変更内容もSQL Serverに反映させる。R/3へのデータ登録だけならともかく、R/3からもデータを送信するとなると途端に難度は高くなる。R/3との接続にはメーカーA社のプロダクトを利用しようとしていたが、それを使ってシステムを構築した経験者が少なく、具体的な実現方法が見えない状況が続いた。プロジェクト開始が2003年8月。カットオーバー(稼動開始日)は2004年4月に設定されていたが、11月になっても進捗は芳しくなかった。

 SAP R/3との連携方法を模索し続けていた出射氏は、偶然インターネットでエス・アイ・サービスの存在を知る。出射氏は、同社が提示した同社のR/3インターフェイス連携ソフト「ConnectPlus」を利用すれば接続できると確信し、接続用ツールをConnectPlusに変更することを決定した。ConnectPlusは、R/3の標準的なインターフェイスだけを使ってデータの入出力を実現するため、接続に関して別途アダプタを開発する必要がない。

アカウントマネージャシステムとSAP R/3の連携の仕組み
図●アカウントマネージャシステムとSAP R/3の連携の仕組み(画像クリックで拡大)

 最終的にConnectPlusの導入が決定したのが2004年3月。カットオーバーまでわずか1カ月しかなかったが、アカウントマネージャシステムとR/3の接続をわずか2週間で、それも接続テストから社内でのConnectPlusの研修まで含めて終了した。

導入企業のプロファイル
名称株式会社日立メディコ
設立1949年5月9日
本社所在地東京都千代田区内神田1-1-14
資本金138億8400万円
売上高950億5100万円(個別)
従業員数2241人(2005年3月現在)
事業内容医用画像診断装置の開発、製造、販売、サービス
URLhttp://www.hitachi-medical.co.jp/
システム導入に関するお問い合わせ先
株式会社エス・アイ・サービス
電話番号03-5789-8851
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